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アメコミシリーズ【DEADPOOL】デッドプール 一本鞭

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DEAD POOL


<デッドプールとはX-MENに登場するキャラクターの一人。金次第で何でもするフリーの傭兵である。 マーベルコミックでは一位を争う人気キャラクターって、俺ちゃんの事なんだけどねーん。


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初登場はNew Mutants#98(1991年)。元々はこの一話限りのゲストヴィランとして考案されたものらしい。しかし、それが悪い方向に働き「使い捨てキャラだから好きに創造しよう」と言う制作陣の悪ノリ(?)の結果、「愛すべきロクデナシ」とも言える奇異なキャラクターが誕生した。




肝心のコミックスであるが、元々スパイアクションだけあってアクションシーン関してはなかなかのモノ。プロの作家もいちおしの作品である。

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傭兵だった彼は悪性の肺ガンに侵された為、治療の為にウルヴァリンを生み出したウエポンX計画(第二期)に自発的に参加。
ウルヴァリンのヒーリングファクター(をより強力にしたもの)を移植され、命を繋ぎとめ脅威の回復能力まで得たものの、ヒーリングファクターで活発になったガン細胞が全身を侵食。焼け爛れた醜い容姿に変容してまい、二度と見られぬ体になってしまう。ここで彼は正気を失う。
失敗作という烙印を押された彼が送られた先は、脱出不可能の死のギャンブル場。ここで消息を絶つも、数年後、全身をタイツとマスクで覆った謎の傭兵がデビューを飾る。彼の名は「デッドプール」。奇しくもその名はあの死のギャンブル場と同じ名であった。

普段は醜い容姿をコスチュームで隠している。何しろ、マスク無しでは電話にも出ないほど。しかし、その一方で自分から平然と素顔を見せたりもする。どっちなんだお前は。

常人とは違う狂った視点で世界を見ており、それが彼を愛くるしいコメディ・リリーフとする事も、冷酷なキラー・サイコパスとする事もあり独特の造詣を持ったキャラクターである。

Xメンのジーン・グレイの(女性用)コスチュームを身に着けた変態じみた行為もあった?

一応はヒーローとしての自覚はあるらしく、キャプテンアメリカなどの大先輩にあたる古参ヒーローたちにはそれなりの尊敬を持っている。
また、彼は金で動く傭兵で、『口数の多い傭兵』と呼ばれるほど口が軽いのが特徴。
好物はメキシコ料理のチミチャンガ。

最近になって、ある特殊血清の効果によりヒーリング・ファクターを消失。と、引き換えに顔面が元のハンサム顔に戻った。おかげで性格がまともになった……かどうかは怪しい。少なくとも、黄色いフキダシはそのままだった。
で、片手の指がなくなったりタスクマスターに訓練を受けたけど結局殴りあったりといった紆余曲折の末、以前から因縁のあったブラックトム・キャシディという植物を操る能力を持つミュータント(X-MENメンバーの一人、ソニックボイス能力者:バンシーの従兄弟)との戦う中、ケツにガソリンスタンドから引っ張ってきたホースを挟んで火ィ点けて火炎放射器!…案の定、顔に火が乗り移って顔面は元に戻った。あと、どういう訳かヒーリング・ファクターも戻って来た。

……そして最近

結婚しました
いやホント、マジで、どういうことなの……

お相手は魔界のサキュバスであるシクラー。口付けをすると相手は基本生気を吸われて死ぬ事になるのだが、デッドプールはヒーリングファクターのおかげで交際が出来た。
ちなみにこの二人の結婚を特集した個人誌の表紙は、描かれたキャラクターが過去最多(232人)と言う事でギネスに認定されちゃってたりする。


赤黒の一本鞭先端に弾丸付き

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軽く振ってもこんな感じ

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プロフィール

本名:ウェイド・ウィルソン
種族・人種:ミューテイト(後天的ミュータント) / カナダ人
職業:傭兵

能力・技能

ヒーリングファクター:超回復能力。下記の呪いと相まって、片腕切られようがマミさん化しようが、即座に元通りになる。
不死の呪い:死んで死後の世界に行った際、あまりにも死の女神「デス」とラブラブだった為、彼女に惚れてるサノスが嫉妬して二度と会えないように死ねない呪いをかけた。あれ?でも、シクラーと結婚したって事は…。
<「うわぁ、ブタゴリラがすげぇ満面の笑みでこっち見てる!」
強化身体能力、傭兵としての技術:マーシャルアーツ・銃・刀に習熟。また、多くの言語を使いこなす。
テレポート:テレポート装置を携帯しており瞬間移動ができる。ただし短距離しか移動できない上、頻繁に故障するらしい。あと、電池忘れる。そしてケーブルがテレポートすると強制的に引っ張られる。
異常精神:ヒーリングファクターの副産物。癌による脳細胞の破壊と再生が繰り返されるため、常に精神に異常を来している。それにより、その行動は予測不可能であり、サイキック・テレパスに対する耐性をも持ち合わせている。


第4の壁の破壊

デッドプールたらしめる能力。「第4の壁」とは舞台用語で、「(舞台から見て)演劇には右の壁、左の壁、後ろの壁の他に『前の壁(想像上の透明な壁)』がある」という意味。
つまり、演じている間はお客さん側も「壁」であり、普通はお客さんはそこにいないという前提で役者は演じている。
漫画でも同じく、登場人物は読者=お客さんはいない、作品世界こそが唯一の世界という前提で話を進めているが、デッドプールはこの「お約束」を破り、見ている人がいることを知っている…というキャラクターなのである。
彼には漫画にあるセリフを言うためのフキダシが見えているらしい。更にはナレーションと会話したりすることも可能である。
挙句の果てには作者や編集者に文句をつけ、自分にとって都合の悪い展開を変えてしまうという荒業も可能だったりする…。
なお、この際の彼の台詞は黄色い専用のフキダシになっており、当然ながら中身はメタ発言のオンパレードと化している。
この能力の根源にあるのは、精神異常から来る狂気である。ちなみに、周りのキャラクターからは「またあいつの妄想が始まった」としか思われてない。

交友関係

ケーブル(X-MEN)
漫才コンビのような非常に息の合った間柄で、ときにコメディなデッドプールを差し置いてケーブルがボケに回ったり、この二人を主役にしたストーリーが存在したりと、公式で非常に仲が良い。また、ケーブルがリーダーを務めていた「X-フォース」の元メンバーであるドミノ(自分には幸運・相手には不幸を招くと言う女ミュータント)とも交流がある。
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