desire oleander
夜の酒精は去らず 残り香さえ濃厚に 欲望の雫が滴る
浸り込んだ蜜の色は暗い双眸のように刺激に魅入られ
皮膚に纏わる経歴の痕跡も消えない
無邪気な悪意を諳んじて
花弁に極まった象徴を宿しながら
束の間の新鮮な色彩に命じて
本質が生えるに違いない
肉体に詰まった瑞々しさを求めあう葉脈の調律
挑発の唇を染め濡らしながら 応じよう
信じられる真摯さ故に 偽りの果実は甘美に恥じ入りながら熱を帯びる
覆らない根を張る情に支配されるだろう
妙技の術に抗えない
伏せた身体を反り返し続けろ
溢れる樹液は淫らな式を顕す
下僕は 尽きない汁を掻き毟り
決して木霊は離れない
ベビーピンクにペパーミントグリーンをアクセントに入れたバラ鞭です。
金具はゴールドカラー 14ミリスパイクを一周