Beelzebub
悪魔シリーズのベルゼブブです。
は悪霊(デーモン)の君主の一名である。ギリシア語形ベルゼブル (Beelzebul) の名で新約聖書「マタイ福音書」などにあらわれる。旧約聖書「列王紀」に登場する、ペリシテ人(フィリスティア人)の町であるエクロンの神バアル・ゼブブ(バアル・ゼブル)と同一とされる。
本来はバアル・ゼブル (בַעַל זְבוּל)、すなわち「気高き主」あるいは「高き館の主」という意味の名で呼ばれていた。これはおそらく嵐と慈雨の神バアルの尊称の一つだったと思われる。 パルミュラの神殿遺跡でも高名なこの神は、冬に恵みの雨を降らせる豊穣の神であった。一説によると、バアルの崇拝者は当時オリエント世界で広く行われていた、豊穣を祈る性的な儀式を行ったとも言われる。
しかし、イスラエル(カナン)の地に入植してきたヘブライ人たちは、こうしたペリシテ人の儀式を嫌ってバアル・ゼブルを邪教神とし、やがてこの異教の最高神を語呂の似たバアル・ゼブブすなわち「ハエの王」と呼んで蔑んだという。これが聖書に記されたために、この名で広く知られるようになった。
ブルイップタイプの一本鞭の6本編み ブラック 長さ約160センチ
振り手さんのバランスを考えてハンドルとキーパーの長さを調節致しました。
キーパー部分にはダイアモンドパイソンを使用致しました。
スパイクも付いています。
ここの部分の重さが伝わり大きな衝撃が出る様に、キーパー下は伝道しやすいように
シャープに編みました。
軌道はこんな感じです。ヒュン
グリップエンドには青のジェムスタッズ。蠅の複眼のイメージです。
この部分の重さとバランスが難しかったです。
鎖さえ無き 王の自由
思うままに応じ続けろ
呪物の点描として鞭打つ
蠅は羽ばたく 果てなき果ての反芻の剥離を
完璧に施された 私に向けた劣情は
黒曜石の如き 蟲の脚の蠢きで承認しろ
精神という肉体を
痛みという触媒による快楽を
蝋のような獣の数字を
屈服することによって 経験し給え
訴える表情で 何処までも達せることを 棺の中に詰めておけ
投げつけるインク壺の虚ろさに
臓腑から来る 突き上げるような刹那の思想
利己なる辞典に仕えよ
腐敗の学問は 本来の人の姿に顕ち返るために
一撃の度に 泣き叫べ 瞬きの舌で 呼吸を乱せ
束の間の出逢いは 密儀に招き
魂の遺伝のうちに
視ろ
陰湿極まる皮膚の膜と薄絹から
全身の澄み切った水晶を駆け抜け 貫き 情欲の剣を燃やせ
不躾な声で 磔滴れ
焔は狼
狼は焔
群集いし異形を為しても命令は変わらぬ
上位の私に逆らうことは許されない
どんな喘ぎも息遣いも逃さずに 総てを消費しても良いだろう
歪曲した極の極みをとなって
肺から喉へ巡る 叱りに誓って 狂いなさい
消えない瑕は烙印として
足掻きぬく血袋を葬り
従者達の歓喜
堕落の天は
此処であり 彼方
玉座に位置する盤面に 魔性の化粧の悪意が傾き
掻き上げた髪は 唸る音色で 召使に命ずる
耽ることさえ耽ると耽る