Morgan le Fay
モーガン・ル・フェイ(英語: Morgan le Fay)は、アーサー王物語に登場する女性。多くの作品で、アーサー王の異父姉にして魔女として知られる。
モーガン・ル・フェイは現代英語読みで、古い読みではモルガン・ル・フェという。その呼称は『妖精モルガン』という意味。「大いなる女王」の意味を持つケルト神話の女神・モリガンと同一視される。ケルトでは、三位一体(三相女神)の三は聖なる数字とされており、三がさらに三つある九は究極の数字とされ、九姉妹の長女として、モルガン・ル・フェを扱っている。イタリアではファタ・モルガーナ(Fata Morgana)と呼ばれる。
魔女として
『アーサー王の最後の眠り』(1898、エドワード・バーン=ジョーンズ)重傷を負ったアーサー王とアヴァロンを統治する姉妹たち。
この人物を初出の文献『マーリンの生涯』(Vita Merlini)では、モーガン(モルゲンや妖精モルガナ)は伝説の林檎の島・アヴァロンを統治する九姉妹の長姉である。役立つ知識と医術を兼ね備え、病人を治療することもできる。また美しい声を持つ歌姫として、他の姉妹たちよりもずっと美しい。変身能力があり、ダイダロスのように翼を使って空を飛翔できた。時常に他の姉妹たちに学問を教えた。その後、タリエシンも随行した船で、カムランの戦いで重傷を負ったアーサー王をアヴァロン島へ連れて行った。ブリトン人らの助けを借りて、アーサー王を連れたモーガンたちが到着する。後にモーガンは部屋を用意すると、アーサー王を金のベッドに寝かす、自分の治癒の力を使いてアーサー王の傷を治癒していた。
15世紀後半以降に文献『アーサー王の死』(Le Morte d'Arthur)では、モルガンが黒魔術を使い邪悪の魔女へ変更された。モルガンは、ティンタジェル公ゴルロイスとその妻イグレインとの間に生まれた三女の末娘とされる。母イグレインがアーサーの父ユーサー・ペンドラゴンと再婚した後、キリスト教の修道院にて修業、魔術に通じ、修道院での堕落した教育で不思議な妖術を突然身に付け、異父弟アーサーの前に立ちはだかる妖女である。後に魔法使いマーリンは、彼女が魔力を磨くのを手伝い始める。モルガンはアーサーの純粋な心を嫌悪し、アーサーとグィネヴィアの陥害と王位奪取を企む。アーサー王の最強の敵となる。円卓の騎士の一人、ランスロットの妻となるペレス王の娘エレイン姫の美しさを妬み、彼女を幽閉しランスロットを誘惑した。また、聖剣エクスカリバーの魔法の鞘をアーサーから盗み、恋人のアコーロンを交わす。これによってエクスカリバーはアーサーを守る不死の力を失い、やがてアーサーはモルゴース(モルガンの姉)との間の不義の子であるモルドレッドとの戦いで命を落とす事になる。映画や小説などではモルガンとモルゴースは同一人物として描かれる事もある。
1300年代後半の文献『ガウェイン卿と緑の騎士』(Sir Gawain and the Green Knight)にも登場し、「女神モルガン」の呼称でもって呼んでいる。グィネヴィアの女官と医師を担当する。王の甥ジオマールと恋に落ち、後にグィネヴィアの阻止を受け入れた不成立に終わった。このことが原因で、モルガンはグィネヴィアを憎んだ。後にグィネヴィアとランスロットの情事をアーサー王に密告する。また緑の騎士をキャメロット城に送って、グイネヴィアを恐怖で縛り付ける。緑の騎士はモルガンの魔法により不死の身体を持つ緑色の装束に身を包んだ謎の騎士。円卓の騎士を試すためにアーサー王たちの前に現れた。後に円卓の騎士のガウェインが女神モルガンの誘惑に屈しなかったため、「女神の騎士」を変えて、女神モルガンを象徴する五芒星と緑のベルトに身を付けて、粗野で好色な自慢家として一生を終える。
広げた状態です。
ZIPPOがサイズ比較です。
編み目65センチの6本編み一本短鞭です。
カラーはブルー。
吊金具はシルバーカラーです。
威力が強いよう、編んであります。
「シンプルに」とのご要望でしたので、キーパー部分も,
装飾を敢えて無しで一本編みで編み込んであります。
吊金具が付いていますので、持ち運び以外の時は鞭留めを外し
使用後は、鞭クリームを薄く塗り
付属のS字フックに吊って下げておいて下さい。
逢魔が時の爬虫の煌めき
見開かれた瞳の密儀
研鑽された振る舞いによって
劇場としての肌に息吹が縫われる
混沌の葡萄酒の衣を身に纏い
嗜む遊戯ではいられない
魂まで抉る 澄んだ静脈を梳くように
総てを刎ねてしまえば良い
潰せ 潰せ 備に潰せ
舌先の悪で乱れ咲く
幕を降ろせ 命の心臓は冷たい
獣は何時も断頭台に
察して 苛む私を
祈れ 淫なる因習を
夜を捧げて 切り揃えよう
爪弾き 飲み干そう
酷薄に潤う 歪んだ唇へ
秘かな豪奢の鐘が響く
狡猾 洒脱 蛇蠍のように
癒えない傷を抱擁しろ
精神まで沁み込ませろ
湖畔の寝所で 大いなる結びが召されていく
無情に弄ってあげるから
もう二度と魔道に動じて止め処ない
刻印は 静かに熱く 決して去らない
終らない序章と尽き果てた泥濘
失った閉幕を捨てながら
裂き蝕む