第一回GOREDECK出展作品「グラン・ギニョール（Grand Guignol）」
さいなまれる舞台の上で、
視線だけで死ぬことができるなら、既に私は殺されているはずだろう。
引き剥がされた皮膚は、垂れ下がり、だらしない蜘蛛の巣のようだ。
肉としての私が、私という死体になるのは、もう近いだろう。
けれども、それは受け付けられない。
消えない命に縋ることしかできない。
辛酸を嫌というほど喰らっても。
滴る膿に、蟲さえ引き攣る。その臭いに、逢魔が時さえ避けていく。
抉られた眼球が潰れる瞬間の音が鳴り響き、死を招くために、鞭打たれる。
何重もの牙が、何度でも突き刺さり、破り、
こそぎ取っているような感覚に襲われる。
考えてはいけない。
危うい意識を捨てよう。
けれど、失うことは、打ち負かされれたということ。
釈明さえ許されない処刑によって、砕かれた頭蓋から、
犯されていくように脳が晒され、
慰みにための種になる。
哄笑を咲かせるために。
魅せられた蠅のように悪意が揺蕩う。
死について、無残極まる死について触れずにはいられない観衆に、
真に死を見せ付けなければ、静寂は訪れない。
恥辱に溢れる私への罰に、いくらの価値があるだろう。
あるはずはない。
残虐は、無慈悲の悲鳴で贖われる。
苦痛は途切れない。
悶えぬいた果てに、地獄の無明が見えるに違いない。
そして、とっておきの一撃によって、朽ちた空気がやって来る。
さいなまれる舞台の上へ。
第１回目に中野オメガアルゲアで開催されたスケートボードアート展
GOREDECK出展作品です。
ゴアデッキとは・・・
日本初となる残虐スケートデッキ・アート展
『GOREDECK（ゴアデッキ）展』が、日本を代表する残酷漫画家氏賀Y太と、
ともに日本を代表するデスメタルアートの江川敏弘の主催によって開催される事となりました。
デッキアートはスケートボードの板に描かれた絵やデザインを意味します。今日まで世界中の多くのアーティストがデッキアートを制作し、展示してきました。しかしながら、グロテスクスさや残虐さをコンセプトに置いたデッキアート展は世界でもまだないはずです。
GOREDECK展では、ゴアで残酷、グロテスクなデッキアートを一堂に会したものです。国内外の40名以上の多様なアーティストが参加を表明しています。漫画家・イラストレーター・3Dアーティスト・造形家・画家・特殊メイクアーティストなど、様々な分野の方々が、それぞれのジャンル特有のグロテスクなイメージをデッキアートというアグレッシヴな支持体に載せて展示します。
GOREDECK is an art event organized by "Manga artist Uziga-waita" and "Brutal Death Metal artist Toshihiro Egawa" both known as the sickest artists in Japan in each genre. Many sick Japanese artists are attending the exhibition as well as a few overseas artists as guests. Keep your eyes out for updates!! This exhibition will surely be the sickest art event in Japan ever!
（GOREDECK SITEより）
この作品は、元はsk8Deckです。
アート作品ですので乗る事は不可能です。
裏面も凹凸がありますのでTruckが付けられません。なのでWheelも付きません。
作品の中に登場した、血を吸った鞭
ブラッドドリップ加工ですので、実際に血が付いて汚れる事はありません。
これはスネイクウイップです。クラッキングタイプですので実際に振れて音も鳴らせます。
参考商品ですのでお気軽にホームページからお尋ねくださいませ。